宮城エリアの情報

東北一の商業都市である仙台市を中心に35市町村からなる宮城県。北上川や阿武隈川といった河川が貫流し、流域に平野が広がっている。東は太平洋に面し、石巻港や気仙沼港など全国有数の水揚げ高を有する漁港が多い。西は奥羽山脈に接し、栗駒山や蔵王連峰などの山々がそびえる。2011年の東日本大震災では石巻市など太平洋沿岸部を中心に甚大な被害を受けた。2022年現在も復旧、復興作業が続いている。

夏季は、太平洋からの海風の影響で厳しい暑さにはなりにくく、過ごしやすい。冬季は西の山間部は多雪地域であるが、東の平野部は雪は少なく晴れの日が多い。

【夏】8月の平均気温は25℃前後と快適。最高気温が30℃を超える日は全国に比べ少ない。台風の接近数も少なく、穏やかな日が続く。

【冬】冬は奥羽山脈の影響で、県内西部は寒さが厳しい豪雪地帯になる。県内東部は比較的降雪が少ないものの、平均気温が2～3℃と全国の中でも低い。

宮城県のスゴいところ3選

日本フィギュアスケート発祥の地

仙台市の青葉公園にある五色沼は、日本におけるフィギュアスケート発祥の地とされている。冬季オリンピック金メダリストの羽生結弦や荒川静香など仙台ゆかりのスケーターも多い。
日本一大きな観音像

仙台市にある仙台大観音は全長100ｍにも及ぶ日本一大きな観音像。ちなみに日本一大きな仏像は茨城県の牛久大仏、世界最大の観音像は中国にある南山上海観音聖像。
日本一低い山

日本一高い山は富士山だが、日本一低い山は宮城県にある。仙台湾に面する日和山は標高2ｍの山。東日本大震災による地盤沈下によって大阪府の天保山を下回り登録された。

宮城県のイベント・お祭り・行事

仙台七夕まつり

東北三大祭りのひとつ。アーケード街では華やかな七夕飾りで埋め尽くされ、開催期間である8月6日から8日には約200万人の観光客が訪れる。
塩竈みなと祭

海の日に行われる祭典。戦後、港町塩竈の産業復興と疲れきった市民の元気回復を願って始められた。志波彦神社と塩竈神社の神輿を越せた御座船を先頭に100隻もの供奉船が松島湾内を巡行する。
おおかわら桜まつり

大河原町は桜の名所として知られ、白石川提に咲き乱れる、およそ8kmにも及ぶ桜並木「一目千本桜」は写真映えスポットだ。開花期間中は夜間のライトアップもされる。
SENDAI光のページェント

例年12月上旬から31日まで開催されるイルミネーションイベント。仙台市都心部の定禅寺通と青葉通のケヤキ並木に、数十万に上る数のLEDを取り付けて点灯する仙台の冬の風物詩として名高い。