住み込みバイトとは!? 仕事の内容や働き方についてご紹介

住み込みバイトには数多くのメリットがあります。
住むところを確保する問題が解消されるだけで、精神的にぐっと楽になるはずです。
ここでは、住み込みバイトの特徴や魅力、働き方などについて説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも住み込みバイトとは

雇用先が住むところを用意してくれるバイトを、住み込みバイトと呼んでいます。
寮完備、寮ありなどと募集概要に記載されていることが多いです。
住み込みバイトといえば学生の夏休みバイトを連想するかもしれませんが、現在は老若男女を問わずに人気のある働き方です。
住み込みバイトの多くは、職場の近くに寮があります。
工場やリゾート地、新聞配達などの仕事は住み込みで働けるところが多いです。

住むところを探さなくていい

文字通り住み込みバイトは、住むところが用意されています。
そのため、自分で家を建てたり、賃貸を探したりしなくてもすぐに生活を始められるのです。
当然ながら住宅ローンや賃貸契約における審査を受ける手間も解消されるでしょう。
住むところがあるメリットは絶大で、しかも住み込みバイトは無料・格安で住めるところが多いです。
通常であれば生活費における賃料の割合は3～4割くらいだと言われています。
それを1割に抑えられれば、貯金をするうえでも大変都合が良いのではないでしょうか。

通勤時間を大幅に短縮できる

リゾートバイトは住み込みが多いですが、中には通勤をしている人もいます。
交通費を職場で全額負担してくれるにしても、通勤時間が長くかかるデメリットはどうしようもありません。
しかも、通勤時間とは、職場に行くために費やしている時間ですから、実質的に勤務時間と相違ないのです。
そこで、通勤時間をとにかく抑えたいという人には、住み込みバイトをおすすめします。
寮のすぐ隣が職場というところもあり、通勤時間を減らせる分だけ自分の時間が増えるでしょう。

寮仲間ができやすい

寮は共同部屋のところもあり、同部屋の寮は仲間ができやすいです。
人付き合いが苦手という人でも、必ず相性の良い人はいるでしょう。
実際に寮生活を通して、一生涯の友達ができたという人は少なくありません。
また、寮生活をすることで、協調性やコミュニケーション能力などが磨かれていきます。

食事を用意してくれる職場も

住み込みバイトの中には、食事付きのところもあります。
旅館の仲居さんなどの場合は、食事を無料で提供してくれるケースが多いようです。
ただ、住み込みバイトの多くは、基本的に食事は有料となっています。
それでも極端に高いわけではなく、外の食堂などで食べるよりずっと安価なところが多いので助かるでしょう。
1食200～300円程度で提供してくれる職場もあります。
食事の用意があれば、自分で調理する必要がありません。
そのため、調理の手間と時間を短縮でき、その分だけプライベートを充実させられるのではないでしょうか。

短期か長期かで選ぶ

短期サイクルで働きたいのか、それとも一つの職場で長期間働きたいのかなど、自分の都合で選べるのも魅力でしょう。
一般的にリゾートバイトは、短期で働ける職場が目立ちます。
1～3ヶ月以内の期間が多く、職場は観光地や旅館、レジャー施設などが多いです。
短期の住み込みバイトは、夏休み限定、冬休み限定など、特定の期間だけ募集している内容が少なくありません。
長期で働ける職場は、工場スタッフや警備員、新聞配達などです。
また、ナイトワーク関連も住み込みで働けるところが目立ちます。

なぜ住み込みバイトはお金が貯まるのか

門限が設定された寮では、その時間を過ぎたら外出ができません。
外出する頻度や時間が減れば、必然的にお金を使う機会も減ります。
また、住み込みバイトは寮が用意されており、無料・格安で貸してもらえます。
食事サービスに関しても、外食するよりも随分と安いです。
こうした理由から、住み込みバイトはお金を貯めたい人に適しています。
1年間で100万円貯めたいなど、明確な目標がある方におすすめの働き方でしょう。

住み込みバイトにはデメリットがある？

理想の働き方を追求できる住み込みバイトですが、デメリットがないわけではありません。
まず、正社員としての雇用ではなく、バイトという立場になります。
そのため、職歴として評価されにくいでしょう。
また、1～3ヶ月サイクルで働ける反面、転職回数を増やす原因になります。
転職回数はあまりに多くなると、転職活動をする時に不利に働くので注意が必要でしょう。

事前に勤務日数や時間を調べておこう

近くに寮があるとすぐに帰宅できますし、通勤時間も短縮できます。
しかし、こうした職場の中には拘束時間が長いところもあります。
どんなに寮が近くても、毎日長時間の残業をしていれば心身は疲弊してしまうでしょう。
住み込みバイトを探す前に、勤務日数と時間を把握しておき、疑問点については雇用主に聞いておきましょう。

まとめ

住み込みバイトには、数多くのメリットがあります。
寮完備の職場であれば、住むところを探す必要がなく、また安く住めるというメリットがあります。
また、プライベートの時間を増やせる、通勤時間が短くなるなどのメリットも見逃せません。
バイトをしっかりもしながら、自分の時間を充実させたい、少しの時間も無駄にしたくないという方にはピッタリです。
ほかにも、数多くの魅力がありますが、その一方で勤務内容がシビアに設定されている職場があるため、ここは事前によく確認しておきましょう。
リゾートバイトの中にも住み込みでできるものがありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。