山梨エリアの情報

甲府市を中心に13市5郡（8町6村）からなる。南には富士山、西には八ヶ岳、南アルプスの山脈が連なり、東には奥秩父山地が埼玉県との間を隔てて広がっている。地理的には中部地方にあるものの、行政や経済、生活面では広域関東圏の一部に位置づけされることも多く、長野県と合わせて甲信地方と呼ばれることも。日本屈指のフルーツ王国としても知られ、戦国武将・武田信玄が治めた地としても有名。

5都県に囲まれた内陸県。甲府盆地を囲むように南アルプス、八ヶ岳などの山々が連なり、全体の面積の約８割が森林で占められている。降水量が少ないので内陸性の気候で、日照時間の長さは日本一。

【夏】盆地部は高い山脈によって気流が遮られるため暑さが顕著だが、八ヶ岳山脈や富士山麓の高原地帯は冷涼で過ごしやすい。

【冬】全体的に一日の寒暖差が大きいのが特徴。盆地部は朝晩冷えても日中には気温が上がるため比較的温暖だが、高原地帯の冬は冷え込みが激しい。

山梨県のスゴいところ3選

日本のワイン発祥の地

明治時代、フランスからワイン造りの技術を持ち帰った二人の青年が、勝沼市に国内初のワイン会社を設立したのが始まり。今では県内に約80もの個性的なワイナリーが点在する。
全国随一のフルーツ王国

年間の日照時間が長く、降水量も少ないことから、果物栽培に適した山梨県。ブドウ、モモ、スモモ、カリンの生産量は全国1位、なかでもモモ、スモモは全国の30％以上を占める。
人口あたりの寿司店数全国1位

県内の寿司店の数は10万人あたり29.5店舗でトップ。駿河湾から甲府へと運ばれた魚介を日持ちさせるため、古くから酢やタレなどを用いた寿司文化が発達したと言われている。

山梨県のイベント・お祭り・行事

草笛市桃源郷春祭り

桃の産地、草笛市で毎年3月下旬～4月下旬に開催。市内全域がピンク色に染まり、まさに”桃源郷”へと化す。八代ふるさと公園を中心に、さまざまなイベントが行われる。
川中島合戦戦国絵巻

戦国時代の合戦を再現した一般参加型のイベントで、毎年800人近くが参加。参加者たちは鎧兜に身を包んで刀や槍を携え、武田軍と上杉軍に分かれて合戦絵巻を繰り広げる。
信玄公祭り

武田信玄の命日である4月12日を中心に甲府市で開催。毎年県内各地から1000人を超える軍勢が集結し、燃え盛るかがり火のもと川中島に向けて出陣する様子を再現する。
吉田の火祭り

富士山の閉山祭りとして毎年８月26、27日に行われる。400年以上の歴史がある、町なかを練り歩いた神輿が奉安されると同時に90本以上の大松明に火が灯される光景は圧巻。