宿の紹介

会津・東山温泉 御宿 東鳳は、福島県会津若松市の東山温泉の入り口に佇む大規模な温泉旅館で、歴史ある会津の町並みを一望できる高台に建てられています。

宿はタワー館、朱雀亭、本館の三つの建物から構成されており、客室は和室、洋室、和洋室、大部屋など幅広いタイプが用意されているため、ひとり旅から家族連れ、団体まで多様な滞在スタイルに対応しています。特に市街を望む客室では、朝夕に変わる景色を楽しみながら静かに過ごすことができ、旅の疲れをゆっくりと癒すことができます。

温泉は棚田状に設計された露天風呂「棚雲の湯」が特徴的で、最上段では会津の町を見渡しながらの全身浴、中段は半身浴、最下段は寝湯と、湯船ごとに異なる深さと視界が用意されており、立体的な湯浴み体験を楽しめます。さらに広々とした内湯やサウナも備えられ、四季折々の景観とともに湯の恵みを堪能できます。

食事はビュッフェ形式で、館内のレストラン「あがらんしょ」では会津の郷土料理を中心に、ライブキッチンでの握り寿司や天ぷら、鉄板焼きなどが提供され、目の前で調理されるできたての料理が味わえる点が魅力です。地元の名物である喜多方ラーメンやソースカツ丼なども並び、会津ならではの食文化を一度に楽しむことができます。

創業から50年以上にわたって地域に親しまれてきた御宿 東鳳は、2015年の大規模リニューアルを経て、伝統の風格を保ちつつも現代的な快適性を加えた空間へと生まれ変わり、宿泊はもちろん、婚礼や宴会といった多目的な利用にも対応できる旅館として、地元のみならず全国からの利用者に選ばれています。