富岡製糸場
日本の近代化を支えた官営模範器械製糸工場
生糸の大量生産を可能にした富岡製糸場は、明治政府が総力を挙げて建設した日本初の本格的な器械製糸工場。平成26(2014)年に世界遺産に登録された。近代的な製糸技術を導入し、作業が効率化、省力化され、おもな働き手が女性だったことから女性活躍の場となった。赤れんがの外観が美しく、創業時の面影を今に伝える、西置繭所と東置繭所は、富岡製糸場の主要建物で原料の繭を保管するためのもの。繭から生糸をとる作業が行われていた操糸所は、工女300人が一度に作業できる世界最大級のものだった。見どころや歴史について解説してくれるガイドツアー(約40分・有料)を利用したい。
- (住所) 富岡市富岡1-1
- (電話番号) 0274-67-0075(富岡製糸場総合案内所)
- (アクセス) 上信電鉄上州富岡駅から徒歩15分
- (Webサイト) https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill