尾瀬
4県にまたがる国立公園
群馬、福島、新潟、栃木の県境周辺に広がる尾瀬は、日本最大規模の山地湿原である。四方を2000m級の峰々に囲まれ、海抜1400mの地点にある盆地状の尾瀬湿原は、冬は大量の雪に覆われる厳しい自然条件下で、堆積物が分解されぬままで泥炭化が進む。このため希少な植生と生物の宝庫となっている。有名なミズバショウやニッコウキスゲ、尾瀬で発見されたオゼソウ、オゼコウホネなどの植物が見られる。尾瀬のシンボルの木道は登山者から湿原を守るために作られた。ダムや観光道路の観光道路の建設計画が持ち上がった尾瀬だが、自然保護運動の先駆けの地として、尾瀬の自然は今も守られている。
- (住所) 利根郡片品村鎌田3964(片品村観光協会)
- (電話番号) 0278-58-3222
- (アクセス) JR沼田駅からバスで約1時間30分の尾瀬戸倉下車。鳩待峠や大清水行きのバスに乗り換え
- (Webサイト) https://oze-katashina.info