京都御苑
歴史天皇がお住まいになった御所を中心とした公園
13世紀の光厳天皇即位から、明治天皇が江戸に移るまで内裏となっていた京都御所を中心に、公家の邸宅も並ぶ町となっていたもの。応仁の乱などにより荒廃したが、豊臣秀吉や徳川の歴史に宮家や公家の邸宅が御所周辺に集められ、公家町が形成された。明治時代になり、公家町が荒廃した後、京都府に御所保存・旧観維持の御沙汰がくだされ、屋敷の撤去や樹木植栽整備等が進められ、現在の京都御所が形成されていった。京都御所や京都仙洞御所は、今でも皇室によって使われている。現在残る紫宸殿をはじめとする建築物は、幕末に古式に倣って立て直されたものだ。平成28(2016)年より通常一般公開されており、予約がなくても見学できるようになった。
- (住所) 京都市上京区京都御苑
- (電話番号) 075ー211ー6364
- (アクセス) 地下鉄今出川駅から徒歩5分
- (Webサイト) https://fng.or.jp/kyoto/